飯田皮フ科

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奈良県奈良市北市町36 tel.0742-23-0701 fax.0742-27-3558
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皮膚科 小児皮膚科 皮膚外科 美容皮膚科
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健康サポート

紫外線について

 紫外線とは、地球に到達する太陽光線のうち、可視光線より波長が短く、エネルギー 高い光を指します。太陽光発電はこの紫外線を利用しています。

  紫外線は波長の長い順にA波、B波、C波の3種類に分けられます。そのうちAB波が地球に届いています。

【B波とは】

 B波(UVB)は、皮膚の表面に届き皮膚や眼に有害です。日焼けを起こしたり、皮膚がんの原因になります。海水浴後に背中などが真っ赤になるのはこのB波のせいで、ひどくなるとヒリヒリしたり水ぶくれができたりします。

A波とは】

 A波(UVA)は、B波ほど有害ではないといわれていますが、長時間浴びた場合は同じように細胞を傷つけるため同様の健康被害の原因となります。窓ガラス や雲を通過して皮膚の奥深くまで届きます。そして、しわやたるみなどの「肌の老化」を引き起こす原因になります。赤い日焼けが消失した数日後に現れ、数週間から数ヶ月続く黒くなる日焼けはこのA波のせいです。

【紫外線を防ぐには】

 紫外線は温度ではなく日射量に比例しますので5月から8月ごろが特に注意が必要です。時間帯は午前10時から午後4時ごろまでが紫外線が強く可能ならこの時間帯の外出を控えます。日傘と帽子を使い白やパステル調の衣服は紫外線を通すために黒や紺、もしくはこげ茶の衣服が望ましいです。

 水はわずかな紫外線しか防いでくれませんので海やプールに入っても防ぐことはできませんし、家の中にいても、紫外線は窓ガラスを通過して部屋の中に入ってきますので、日焼けは防げません。また、曇の日でもA波は地上に降り注ぎますので日傘が必要です。

  日焼け止めクリームは、正しく塗ると紫外線防止に非常に効果的です。ただ、日焼け止めは知らず知らずのうちに顔をこすったり汗をかいたりして落ちていることが多いので、3~4時間ごとに塗りなおすことが必要です。

【日焼け止めって】

 日焼け止めのラベルに、SPFPAという表示があります。SPFとは、B波を防止する効果の強さを数字で示したもので、数が大きいほど強力になります。PAとは、A波を防止する効果の強さを+の数で示したもので、プラスの数は1個から4個まであり、4個が最も強力です。強力な日焼け止めクリームばかり使うと肌に負担がかかるのでSPF25PA+~++程度のものを複数回使用したほうがいいでしょう。

  通常の日焼け止めクリームには紫外線吸収剤を使用していますが、敏感肌や乳幼児にはこの紫外線吸収剤を使用していない日焼け止めクリーム使用したほうが刺激やかぶれが少ない言われています。また、量についても顔が白くなるからといって少ししか使わない人が多いのですが、正しい量を使わないと効果が不十分になります。一度に使う量は、顔の場合、クリームタイプは「指1関節分」液状タイプは「500円玉分」の量は使うようにします。前頚部や項、耳、腕、半ズボンやスカートを着るときはひざ下なども忘れずに塗ります。

【院長からひと言】

  35歳からのシミとしわ、50歳以降の皮膚がんの発生には幼少時からの紫外線予防が最も重要とされています。子供だからといって油断してはいけません。紫外線による皮膚の遺伝子損傷は乳幼児から意外にも始まっているのです。

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